引き戸門扉改修工事（Ｏ幼稚園）

市内にある幼稚園の門扉の改修工事の様子です。下の写真は、改修工事後です。

改修工事前の様子はというと・・・。左の写真が元の状態です。
左方向に動かして開く引き戸タイプ。写真では見えにくいですが下に二つ、大きな滑車があります。
引き戸（スチール）と引き戸レール（スチール）が地面と平行なため、錆びついてしまい、引き戸としてうまく機能していませんでした。

門扉の左端。引き戸タイプですが、取っ手はありませんでした。さらに、大雨になると道路の水はけが悪いため、レールの上まで水浸し状態でした。

では、古い門扉を外して、早速改修工事開始です。
まずは念入りに測量から…。
なぜ測量をするかというと・・・今回の工事、単に門扉を付け替えるだけではないから、なのです。

門を開けてすぐ、階段の1段目があります。その高さ約１４ｃｍ。今回の改修工事では、この部分も重要な作業となりました。
道路より、レール部分のレベルを上げることで、”レールの水浸し”は解消されます。

墨出し（工事中に必要な線や位置などを床や壁などに表示する作業）は基本中の基本です。門の右側まで丁寧に測量。
門を開けている間は、このあたりまで扉が移動しますから、下が平らになるよう、しっかり見極めます。

型枠が置かれ、鉄筋が組まれ、階段の１段目の段差をなくし、平らにして、道路よりレール部分を高くしました。

門の前を生コンで平らにならします。これなら、足元が平らになって、通過しやすくなりそうです。
相栄工業が請け負うのはアルミ建材の工事だけではありません。こういう作業もお任せください。
扉の開け閉めがスムーズにいくよう、心をこめて丁寧に仕上げていきます。

いよいよ門扉の取り付け作業です。
格子の目の細かい、アルミ製の軽くて丈夫な扉を取り付けていきます。これなら開け閉めが楽になるはず。
レールをステンレス製にし、引き戸本体をアルミ製にすることで、半永久的に錆びずに、スムーズな開閉ができるようになりました。

完成。すっきりとした仕上がりとなりました。

【参考】　Ｏ幼稚園　引き戸門扉改修工事

合計

285,000円

施工日数　：実働３日間

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